尖閣諸島 所有者は…
石原慎太郎東京都知事が、尖閣諸島のうち、持ち主が個人である魚釣島、
北小島、南小島について、地主との購入交渉し、「2012年中に買い取る方向に
ある」と発表したことで、結構な騒ぎになってますね。
中国との所有権主張の論争が絶えない「尖閣諸島問題」ですが…
大半の島が個人の所有だったとは…
調べたところ、現在の所有者は埼玉県の方で、実業家のようです。
その実業家の母親と、石原氏の母親が親しく、数年前に知人を通じて初めて会い、
この時点で、石原都知事は購入を打診していたそうです。
今は政府が年間約2450万円で所有者と賃貸契約を結んでいるそうですが、
今回は「国」ではなく「東京都」が買い取ると言ってる訳で、
一説には価格は「10~15億円になる見込み」らしく、会見でも「都の予算は都民のために
使うのが大原則では?」との質問に対して石原都知事は「大原則は国のためだ」と…
言ってる事は解らなくも無いですが、果たして都議会の同意を得る事が出来るのかが
難しいところでしょうね。金額によっては都民も黙ってはいないでしょうし。
ただ、尖閣諸島の海底に莫大に眠っていると言われている石油資源。
石油の他に天然ガスも豊富に埋まっているらしい…
1971年の国連の調査で「あるのは、ほぼ確実」とされているようですね…
コレが中国との所有権主張の論争が絶えない一番の原因なのでしょうが、
歴史的に見ても尖閣諸島は日本の領土である事は間違いないので、
本当なら石原都知事がアクション起こす前に、政府がちゃんと動くべき
問題だと思いますけどね…
2012-04-17 15:39
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